創刊特集スターインタビュー2・BIGBANG「痛い成長痛のおかげでより一層固くなった」

出来れば表情や声音で確かめながら聞きたいインタビューでした。特に最後の部分はどのようにも受け取れて、それはBIGBANGとして素晴らしい事であるように感じるし、20代の青年として寂しいことであるようにも感じてしまう。

最高の席に上がった彼らだが、その間の過程が易しいだけではなかったと。上手にやってきようだが、試行錯誤も多かったし失敗もたくさんしたと話した。
「失敗もあったが、結論的には大衆の話が合うと考えます。私たちが幼くて経験が多くないので試行錯誤を体験しました。それがみな成長痛でした。今は考えもたくさんひらきました。これからは失敗もさらに減らすことができそうです。幼い時には私達を非難する言葉一つ一つが傷になったが、今は大丈夫です。」(G-DRAGON)

成長痛の話をするから気がかりだった。その間どんな困難があり、どんな傷を受けたのか。メンバーらに詳しく尋ねるとすぐに“今は大丈夫だ”として言葉を慎む。

「仕事をするならば体験することでしょう。結局後々には人生の養分になります。特にジヨン(G-DRAGON)には痛みが少しあったが、そうしたためかその時のジヨンと今のジヨンは大いに違います。今のジヨンがあるまで多くのことがありました。」(テヤン)

メンバーの中で演技者で成功を収めたTOPはやはりその間の過程が茨の道だったと打ち明けた。

「自身との戦いをたくさんしなければなりませんでした。精神的にも肉体的にも大変だったんですよ。一人で活動しながら孤独だったんです。私は特にデビュー以後一度も休んでみたことがありません。仕事を楽しむ方なので幸運でしょう。演技をする時にはBIGBANGのTOPでない役者のキャラクター中に入らなければならなくてアイデンティティの混乱も感じられます。メンバーらと一緒にいる時には気楽で良いです。」(TOP)

忙しい日程のためなのかずっと眠気をこらえることができなかったスンリにも返事を促した。するとスンリはチームの末っ子らしい返事をした。

「いまだに私は成長期です。全てのものがまだ大変です。」(スンリ)

BIGBANGはその間の過程が大変だったという話と共に着実に愛を与えたファンたちに対する感謝の挨拶も忘れなかった。

「幸いファンたちが今まで私どもに良い反応だけくれました。それで苦しくても大変なのを分からなかったんですよ。私たちが好む音楽を作れば人気と大衆の愛がついてくるという考えが今まではよく合致しました。ファンたちに感謝します。」(G-DRAGON)

アイドルグループとして最高の姿を見せたBIGBANG。これらに次の目標を尋ねた。すると“音楽的な姿を最大限さらにお見せするために努力する”という返事と共に特異な計画するかを打ち明ける。

「‘BIGBANG’というチームが大きくなってみたら音楽一曲を発表して活動することがとても大変な事になりました。多くのスタッフが一緒にしなければならないことになりましたし。そのまま私たちが気楽に音楽を作って、人気に関係なく聞かせて差し上げて楽しみたいが、それをすることができないです。それで自由に、どんな枠組みにも閉じ込められないで私たちの音楽を聞かせることができる方法を苦悩中です。音楽で気楽に人々とコミュニケーションすることでしょう。」(G-DRAGON、テヤン)

G-DRAGONの話によればBIGBANGはインターネットなどを活用してファンたちと音楽で直接疎通する方法を摸索中だ。紹介する音楽は一曲の完成された歌であったり、意味のない音にもなりうる。とにかく気楽に自分たちが楽しんで作った音楽を聞かせたいということだ。
音楽の話だけする彼らに他の通常の20代青年たちのように他の関心事はないのかと尋ねた。するとメンバーは“時間がない”として首を横に振った。

「録音室と音楽室、練習室が全て会社にあります。そこで遊んで、音楽を作って、練習をして、全てのものをします。美味しい店も尋ね歩いてみたが今はそのまま定食が良いです。それで会社の地下食堂でご飯も食べます。会社の中であらゆる事をすべてしています。」(G-DRAGON)

「さらに会社に折り畳み式ベッドもあります。家に行く必要もないです。」(テソン)

BIGBANGで10代を経て20代を送っている青春たち。再契約も終えたので、恐らく30代までBIGBANGメンバーで暮らすようだ。BIGBANGが描いていく新しい5年が気になる。

何もかもがひとつの世界で足りる不健全さ・不自由さを本人たちがどう感じているのかまではこのインタビューでは分からないけど、先日のじよんくんのインタビューを思い出して、せめてアイドル・アーティストとして彼らが報われるといいなと思いました。そしてファンとしては、そのベースにあるものが音楽以外への諦めでは無く音楽への情熱だと救われます。ひとつのものだけの為に生きているようなその一途さや純粋さは私にはないものだから、少しだけ怖くも感じるのだけど。重たいインタビューの中でおねむスンスンだけが癒しですw今までで一番マンネを感じたw