見上げる空はいつもただ青いだけじゃない

今朝の電車から見えた空は耳が千切れそうに冷たい灰色で、LANDSが練習スタジオにしていた倉庫から見えるあの空と海と同じ色で、そのタイミングで流れた二十歳の戦争に泣きそうになった。そういえばあのスタジオのバックはいつだって曇り空だった気がするんだけど、それがひどく懐かしい匂い。私の小・中学校は工場に囲まれていて、空はいつも灰色だったからかな。何だかずっとBANDAGEに触れていたくて仕方がない。誰か話させてw



あかにしくんのお芝居いいな、と感じたのは元気のアレンジで揉めていた時、アルミに意見を求められて「・・・どっちでも・・・」と答えたシーン。それからボーカル変更の話が出た時に、これもまたアルミに意見を求められて「俺が決めれるんなら・・・あれだよ、このままだよ・・・」のシーン。どちらも揺れた表情と曖昧な言葉の下にナツくんのもどかしさや不安がちゃんと存在してた。激昂したり泣いたり苦しんだり、そういう感情の高ぶりを表現する以上に、何気ない一言こそその人のお芝居の本質が表れるような気がする。あかにしくんは、キャラクターになりきるでも頭で作るでもなくて、でも気が付けば高杉ナツとしてそこにいたんだなあ。こういうシーンの好きな理由として他に挙げるなら、何だかんだ言ってナツくんがちゃんとメンバーに認められてると知る事ができるからですwアルミはナツくんの意見を必ず聞くし、ユキヤにとってのLANDSはナツが歌う姿にあって、それが嬉しい。
シーン66で、アサコの肩に顎を乗せながら「裏切り者」と呟くナツくんはシーンに不似合いなほど幼くて健気でさえあるの><アル中なのに><完全に前髪に覆われた目元とか柔らかそうな頬とか。この時の裏切り者っていう響きに、男が女を責める色よりも子供が駄々を捏ねているみたいないじらしさを感じるんだよね。完全に迷子の子猫ちゃんナツくんだっお><
ユキヤがどうしてアサコにあんな行動に出たのか、とかユカリさん事とか、二十歳の戦争に関してのユキヤのインタビュー*1とかもやもや考えてる事を言葉にする時間が欲しい・・・!せめて断片的にでも残しておきたいのに。だってBANDAGEもLANDSも大好きになっちゃったんだもん。

*1:今までのLANDSの方向性とは少し違うよね?と聞かれて「そんなことない」と答えていたやつ