Olympos

歪んだ音の間を漂うようなボーカルは縋っているようにも救っているようにも聴こえる。誰より震えているのはナツくんなのに、ナツくん自身が手を差し伸べているような。ナツと自分は全く違う、俺はあんなに不器用じゃないし葛藤もしてないと言ったあかにしくんだけど、こんなにも夜明けまえの静寂が似合ってしまうような歌声に、やるせなさやもどかしさの中で足掻く青年を見てしまうのは私だけじゃないはず。

そりゃまあ初めて聴いた時はゆう〜〜〜〜〜〜〜〜〜きぃ〜〜〜〜〜〜〜〜ゆうううううううううぅぅきいいいいいいいいぃいがんばれよがんばれよって何だそれ腹いてーーーーーーwwwwwwここスタバなんですけどあんまり笑わせんなよwwwwwwwwってなってけど、今はその曲でナツきゅん・・・(´;ω;`)してますw最初タイトルで盛大に床をノシノシさせてもらった二十歳の戦争*1なんて涙ぐめるよ私w
何に白目ってPhotography:小林武史でしたけどね・・・映画撮ってPV撮って写真撮って歌歌わせて対談して酒飲んであかにしくんの翻訳機ヅラして好き放題だなおっさん・・・!また小林さんの切り取るあかにしくんがやたらいい顔してるのが何とも・・・wこのブックレットのあかにしくんも、ちょっとない程の生々しい存在感の中で鋭さと熱をまとっていて、黒に黒を塗りたくったみたいな瞳の一点の光がこわいくらい。でも小林さんが気に入っているのは、これだけ自分のテリトリーで好きに扱ってもあかにしくんが小林さんのカラーに染まらないところだと思う。それでいて歌声だけは曲に寄り添っていて、まるでこの曲たちが本当にあかにしくんの静かな叫びみたいに思える。シークレットトラックの、泣いてるような歌声は迷子みたいな幼さで、どうしようもなく寂しいなあ。