後ろから君をギュッとして

雑誌だったりテレビだったりの感想はいくらでも言葉を並べられるのに、それが曲やコンサートになると途端に言葉を無くしてしまうのは自分でも何でなんだろうと思います。体感の深さが違うのかなあ?去年のコンサートの感想(というかなんというか)も途中書きでポイしちゃったんだよね。誰々がこんな事してた、こんな衣装だったってのなら書けるんだけど、でも本当に残しておきたいのはそんな事じゃなくて、そこで何に貫かれたか何を感じたかで。なのに例えば僕街の、あかにしくんの精一杯の空気の振動に触れて得た感情を言葉にする事は結局できなかった。(ような気がする)胸の内に生まれたぼんやりとしたものの輪郭を、一度きちんとなぞってみたい気もするし、曖昧なまま眺めていたいような気もする、そんなもどかしさを生々しさに触れるたび感じます。雑誌感想だって自分の中を通って出てきてるはずなのにペラペラと要らんことまで書けちゃうのは何でかしら。上滑りしてるのかな。(笑)
ところで今回特にJOKER様のリリックが冴えわたっているのは周知の事実ですよね!ほんといい!泣き出す嬢ちゃんとフロム千葉が私的二大双璧だったんですが今回のご丁寧な自己紹介ラップはそれを軽々と超えてきた感がありますね。ハアすごい痺れるぜ・・・。ホワクリも断然アルバムバージョン推しです。というか正直4、5分のPV見てても危うく寝落ちしかける位つまんない地味な曲だなあって思ってたので、アルバムで聴いて「え!こんな良曲だったっけ!?」ってびっくりした。でもなにせCDでは聴いてないから(←)最初は何が違うのか気付かなくて、アンテナ先でアルバムバージョンにはラップが挟まれていると知ってカツンの曲にはどれだけ聖君のラップと中丸君のボイパが不可欠かと思い知りました。まああくまで私にとってですけどwいや、だってめっちゃかっこいいよね?曲としてもだけど画的にも聖君や中丸君が5人を引き連れてる図が、すごい好きなんです私。ドンチューとかヘルノーなんて、何かもうひれ伏したくなるよ。めっちゃ強そう!無駄に!なのに「後ろから君をギュッとして」なんてかわいすぐるよJOKER様で〆⊂( ^ω^)⊃